初めてのブラジャーは、胸がぎゅっとなる気恥ずかしさとともに…

小学校高学年あたりになると、周りの友達がブラジャーをつけ始めました。スポーツブラ(スポブラ)で、体育の授業のときなどにシャツに浮き上がっている様がすごく大人に思えました。4年生ぐらいから性教育の授業があったので、なんとなく、みんな大人になっていくのかぁと思っていたくらいでしたが、実際毎日会う子たちの変化を見て私もブラジャーをつける日がいつか来るのか…と少しワクワクしていました。

しかし、待てど暮らせど私の胸は申し訳程度に膨らんだくらいです。つるぺただ貧乳だと世間では揶揄されたりする人がいますが、その人たちのことを笑えないし、自分自身がまさか貧乳の部類に入るなんて思ってもいませんでしたので結構ショックだったのを覚えています。当時はインターネットを十分に使うこともできなかったので、一人もんもんと悩みました。母親に相談するのもなんだか気恥ずかしいし、友達に聞くのもなんか違うな…という感じでした。

初めてスポブラをしたのは中二のときでした。テニス部に入っていたので、運動するときに必要だと母が気を利かせてくれて一緒に買いに行きました。私の胸だと、小さいサイズので大丈夫だよと買ってくれましたが、もうその時周りの友達はスポブラなんかじゃなく、きれいなレースのついたブラジャーを付けている子も多かったのです。すごく複雑でした。ようやくつけれたスポブラでしたが、つけてもつけなくてもいい胸だったし、みんなより成長が遅すぎて不安でした。

ちょうどそのころに初潮を迎え、身長もぴたりと止まってしまい、私の体はおかしいんじゃないか?!とさらに悩むようになりました。結局、その後胸が大きくなることはなく、高校生のとき母親から「新しく下着買いに行こうか」と言われたときも、母の気遣いをすべて断っていました。学校帰りに衣料品店で、1000円程度で買えるホック付きのブラジャーを初めて買いました。

私にとって、脱スポブラをしたときだったのですが、そそくさと逃げるように店を出ました。恥ずかしさで胸がいっぱいでした。本当ならもっと嬉しいはずなのですが、胸が小さいのに見栄を張ってまでブラジャーを付ける自分が嫌でした。家に帰ってから、そのあたらしいブラジャーを選択した所、母からいつ買ったの?一緒に行くのに…と言われました。反抗期もあり、母に辛く当たったことを後悔しています。(:_;)

高校を卒業したあたりには、思春期といわれる時期が終焉を迎えたのもあってか、胸が小さくたって別に死ぬわけでも何もできなくなるわけでもない!気にしないでおこう!と吹っ切れることができました。時間が助けてくれたのかなと思います。